夏の服装
まずは夏の服装について説明します。
- 長袖のシャツ
- 長パンツ
- 丈が長めの靴下
- スニーカーなど歩きやすい靴(長靴もOK)
- 帽子
ダニやウルシ対策のため、夏でも肌を出さない服装を心がけてください。パンツと靴下の隙間からダニが侵入することがあるので、丈の長い靴下を着用すると安心です。
夏は通気性のいい化学繊維(ポリエステルやポリウレタンなど)の素材が多めに使われている服がいいでしょう。アウトドア系のブランドであればこれらの素材が使われていることが多いのでおすすめです。
靴は履きなれた歩きやすいものを使用してください。スニーカーや長靴がおすすめです。長靴は濡れた地面でも快適に歩けますし、ダニ対策にも効果があります。
帽子も必ず着用するようにしてください。直射日光を避けることができ、熱中症予防になります。また、頭の上から虫や小枝などが降ってきても直接頭に当たるのを避けることができます。
冬の服装
冬はバードウォッチングをするのに適した季節です。葉が落ちて鳥を見つけやすくなります。しっかりと防寒対策をしてバードウォッチングを楽しみましょう。
- インナー(長袖シャツやニットなど)
- アウター(ダウンジャケットなど)
- 長パンツ
- 厚手の靴下
- 防寒ブーツ
- 帽子
- 手袋
冬季の服装はレイヤード(重ね着)をすることで防寒対策に繋がります。厳寒地に住んでいる方は、インナーとアウターの間にミドルレイヤーと呼ばれる服を着用すると保温効果がアップします。ミドルレイヤーは、薄手のダウンジャケットやフリースを着用するのが一般的です。
靴は、靴底が厚く地面からの冷えが伝わりにくいものがいいです。防寒ブーツと呼ばれているものを選びましょう。暖かい地方に住んでいる方はスニーカー等でも問題ありません。冷えは足元から来ることが多いので、厚手の靴下と合わせてしっかりと防寒していきたいところです。
夏と同じく、冬も帽子を着用しましょう。ニット帽など暖かい素材のものを選んでください。帽子を被ることで体の冷えを防ぐ効果があります。
手袋は、不要であれば無理に身につける必要はありません。
服の色について
バードウォッチングをするときにはアースカラーの服を身につけるのがいいとされています。アースカラーとは、カーキやベージュ、茶色など、自然に近い色をいいます。
【アースカラーの例】
ですが、街中の公園など人がよく通る場所であれば色についてはあまり気にしなくても大丈夫です。野鳥の方も様々な服を着た人が通ることに慣れているので、さほど影響はないでしょう。
しかし、渡りの時期は普段その場所にいない鳥がいることがあります。渡ってきたばかりの鳥は体力が落ちて神経質になっているので、そういった鳥を見るときは刺激しないアースカラーの服を選ぶといいでしょう。
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