葉が生い茂る夏は鳥を見つけにくい季節といえるでしょう。しかし、鳴き声を頼りに探せば夏でも鳥を見つけることができます。5月~7月は鳥たちにとって子育てシーズンの真っ最中。運が良ければ巣立って間もない幼鳥に出会えるかもしれません。
夏に見られる鳥
ツバメ
![ツバメ](https://piyokoto-torimi.com/wp-content/uploads/2023/07/swallow.webp)
春になると東南アジアから繁殖のために飛来します。高い飛行能力を持ち、飛びながら水面に口をつけて水を飲むことができます。
ウグイス
![ウグイス](https://piyokoto-torimi.com/wp-content/uploads/2023/12/japanese-bush-warbler.webp)
「ホーホケキョ」という鳴き声でお馴染みの鳥です。茂った藪の中にいることが多いので、鳴き声を頼りに探してみてください。
センダイムシクイ
![](https://piyokoto-torimi.com/wp-content/uploads/2023/07/warbler-1.webp)
「チヨチヨビー」と聞こえる鳴き声で囀ります。森林に生息していますが街路樹などで見かけることも多い、身近な鳥です。
ヒバリ
![ヒバリ](https://piyokoto-torimi.com/wp-content/uploads/2023/06/skylark-1024x683.webp)
空高く舞いながら高らかに囀ることで知られています。普段は芝生や畑など、地面で採食している姿を見かけることが多いです。
ホオジロ
![ホオジロ](https://piyokoto-torimi.com/wp-content/uploads/2023/06/meadow-bunting.webp)
頬が白いのでホオジロと呼ばれています。丈の低い樹木がある河川敷や農耕地などによくいます。
オオヨシキリ
![オオヨシキリ](https://piyokoto-torimi.com/wp-content/uploads/2022/12/oriental-reed-warbler-1024x683.webp)
遠くまで聞こえる音量で鳴くので見つけるのは容易でしょう。葦が多い河川敷や水辺の淵などで生息しています。
コヨシキリ
![](https://piyokoto-torimi.com/wp-content/uploads/2023/07/black-browed-Reed-warbler.webp)
オオヨシキリと同じような環境で生息しています。目の上にある黒い眉のような模様が特徴です。
カワセミ
![カワセミ](https://piyokoto-torimi.com/wp-content/uploads/2023/12/common-kingfisher-1024x683.webp)
日の光できらきらと輝く青い体色が特徴的です。小さな魚や水生昆虫がいる水辺に生息しています。「チイ、チイ」と高く鋭い声で鳴きます。
アマサギ
![](https://piyokoto-torimi.com/wp-content/uploads/2023/07/cattle-egret-1024x729.webp)
冬の間は全身が白いサギの仲間ですが、繁殖期には体色の一部がオレンジ色に変わります。水田や湿地などの水辺に生息しています。
キビタキ
![キビタキ](https://piyokoto-torimi.com/wp-content/uploads/2023/06/narcissus-flycatcher-1024x683.jpg)
主に森林に生息しています。あまり木の高いところには留まらず、木の半ばほどの高さで見かけることが多いので運がよければ近くで観察できる機会があります。オオルリの声によく似た美しい声で囀ります。
オオルリ
![オオルリ](https://piyokoto-torimi.com/wp-content/uploads/2023/06/blue-and-white-flycatcher-1024x683.webp)
渓流の周辺に多く生息しています。オスは背が暗めの青、腹側は真っ白な体色をした美しい鳥で、人気の夏鳥です。囀るときは木の高い位置にいることが多く、葉が茂っている季節は見つけるのが難しいので根気よく探してみてください。
ミソサザイ
![ミソサザイ](https://piyokoto-torimi.com/wp-content/uploads/2023/07/wren-1024x682.webp)
大きさは日本最小クラスの小さな鳥ですが、大きな声で長々と囀ります。渓流沿いの暗い藪や林に生息しています。