「水辺の宝石」カワセミの生息地、探し方

カワセミ 野鳥別

光が当たると背中のコバルトブルーの羽がキラキラと輝く美しい鳥で、その美しさから「水辺の宝石」や「空飛ぶ宝石」とも呼ばれるカワセミ。

水に飛び込んで魚を捕らえる、面白い習性を持っています。

これまでに数多くのバードウォッチャーを魅了してきた、とても人気のある鳥です。今回は、そんなカワセミの生息場所と探し方についてご紹介します。

カワセミの生息地

カワセミは全国に生息します。北海道と本州北部では夏鳥となりますが、それ以外の地域では一年中見ることができます。生息数は多く、都会でも見かけます。

「渓流の宝石」と呼ばれることもありますが、餌がある水辺であれば渓流でなくても生息しています。公園の池や川、湖、海岸などで見ることができます。

カワセミの探し方

まずは河川や池など、カワセミが餌にしている小さな魚や水生昆虫、エビ、ザリガニが住む水辺を探しましょう。

縄張り意識が強い鳥で同じ場所に何度も留まる習性があるため、水辺に近い枝や石の上などに糞がたくさんある場所がないか探してみてください。水面から~5m程の高さの枝にいることが多いので探すときの目安にしてください。公園の池には上の写真のような水面に出ている杭を設置しているところもあります。このような足場があると留まる可能性は高いです。

大きさはスズメとほぼ同じくらいです。小さいので同じところにじっと留まっていると気づきにくいですが、目立つ色をしているので色を頼りに探すのも手です。お腹側から見るとオレンジ色、背中側から見ると青色に見えます。

また、鳴き声で探すのも見つけやすい方法です。「チィチィ」といった高く鋭い声で鳴きます。よく通る声で遠くまで聞こえるため、鳴き声が聞こえないか意識してみてください。

カワセミが目撃された場所

過去にカワセミの目撃情報があった場所をご紹介します。どのような環境に生息しているかの参考にしてください。

♦井の頭恩腸公園(東京都)

♦明治神宮(東京都)

♦皇居(東京都)

♦葛西臨海公園(東京都)

♦東京野鳥公園(東京都)

♦四季の森公園(神奈川県)

♦秋ヶ瀬公園(埼玉県)

♦西岡公園(北海道)

♦太白山自然観察の森(宮城県)

♦大阪城公園(大阪府)

♦福岡県営中央公園(福岡県)

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